2012年2月19日日曜日

鎌倉彫体験

2012年2月19(日)鎌倉へ鎌倉彫体験に行って参りました。
鎌倉彫の三橋鎌幽先生にご指導頂きました。





鎌倉彫とは、彫刻刀で彫り漆が塗ってあり、塗りが主ではなく彫りが
主体であるもの。 起源は、中国から渡来の堆朱などの影響をうけ
鎌倉仏師が仏具を作り始めたのが発祥とされているそうです。


予め先生の方で下絵と難しい箇所を彫ってくださっており、小刀で
下絵の線に深さと幅を持たせ、平刀で平面全体を削りました。

「最初の15分で挫折する方もいらっしゃるかもしれません。
けれど肩の力を抜いて頑張ってください」とのお言葉が
先生からあり、体験がはじまりました。

     

実際は小刀での慣れない作業に肩や腕・指に力が入り思うように
彫れませんでしたけれど、平刀に移って鎌倉彫の平らな所によく
見られるおうとつ凹凸の景色を彫る頃にはようやく肩の力も抜けて
楽しく彫る事が出来ました。




作業の合間には先生自らのお点前で美味しいお茶を頂戴致しました。

鎌倉彫という普段経験出来ない体験とお茶まで頂戴して至福の時を
過ごさせて頂き、また鎌倉から江ノ電に乗ってちょっとした小旅行
気分で楽しく有意義な一日となりました。



また漆を塗っていただき出来上がりを楽しみにお待ちしております。
 先生、ご指導ありがとうございました。

<参加者> 


2011年10月23日日曜日

茶杓削り体験

久保良斎先生ご指導の下、念願の茶杓作りに参加しました。

削る作業は小刀を使用しますが、思った以上に力がいります。

荒曲げ

紙ヤスリで磨き、最後に作者のしるしを
示す切り止めを削ってほぼ完成です。



茶杓はあくまで道具であるため、
見た目が美しいものである前に使い易いもので
なくてはならないと、久保先生はおっしゃっておりました。


実習風景2

機能美を備えた道具を作る難しさを感じました。


実習風景1 




久保先生


久保先生、並びに役員の方々、今回は貴重な体験を
させていただき、ありがとうございました。

(参加者)

2011年8月7日日曜日

訶梨勒(かりろく)作り体験を開催しました

8月7日、立秋とは名ばかりの残暑が続く中、
千葉市生涯学習センターにて、
三間朝子先生、小澤喜美代先生のご指導の下、
訶梨勒作り体験に参加しました。



作業は先生がご用意くださった型紙を基に
生地(表地:緞子、裏地:正絹)を
裁断するところから始まりましたが、
返し縫いやしつけ等、針仕事が作業の大半であったため、
日常生活で裁縫に縁のない私にとっては大変でした。

 

特につがり糸を付ける工程は、繊細さに加え、
思いのほか力のいる作業であったため苦労しましたが、
完成した時の充実感は心地よいものでした。







所定時間内で作業が終了せず、
時間を延長してご指導下さいました先生、
本行事を企画して下さった役員の皆様、
貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございました。


(参加者)