2010年2月21日日曜日

茶碗絵付け体験を開催しました

2月21日、茶碗絵付け体験に参加しました。



会場(佐倉市 
うわたき陶芸教室)に掛けられた窯名の額も陶板でした

  

佐倉焼の上瀧先生によるご説明を伺う参加者一同




上瀧先生御自身が、私達の為に1つ1つロクロで成形して下さった素焼きに、
花びらや葉の形に切った不織布を置き、筆を用いて顔料を染み込ませ、
絵付けをしていきました。(何と顔料は金を含んだものも!)





上瀧先生にご用意いただいた素焼きのお茶碗


染付に用いる不織布を切り抜き、型紙としていきます
 
その布をまた重ねる事で色も濃くなり、
別の模様となる変化はとても魅力的になるのですが、
チョークの様に触ると顔料がとれてしまうので扱いも難しく、
規則的な模様は感性ばかりでなく、
高度な技術を要すると改めて痛感しました。



素焼の茶碗の上に不織布を貼り付け、筆で色を染み込ませていきます


できあがった作品。皆さんの個性が光っています。
先生にお預けして、本焼き作業をお願いしました。
完成が待ち遠しいです。

 
役員の皆様、上瀧先生、
貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございました。
 

(参加者)



 

2009年10月10日土曜日

練香作り講習会を開催しました

10月10日、松栄堂 人形町店にて、練香作り講習会が開催されました。



香についてのお話を伺える貴重な機会でしたので、
募集が始まると真っ先に申し込み、楽しみにしておりました。
 今回の講習会は、青年部の有志の方の点て出しで一服頂き、
松栄堂 取締役東京支店長 芝原様による約1時間の香に関するお話、
そして練香作り体験というものでした。 松栄堂さんによる香のお話は、
とても分かりやすく、あっという間に時間が経ってしまいました。


香は、歴史が古く、文献に残っているものでさえ、
「日本書紀」にまで遡るそうです。今から、約1,400年も前になります。
一抱えの沈水香木が淡路島に漂着し、島人がそれとも知らず薪と一緒に焼いたところ、
はるか遠くまで香りが届き、その香木を朝廷に献上した事が記されているそうです。
その後は、鑑真和上が「薬」として日本に持ち込み、高血圧や心臓の薬として使われ、
平安時代、江戸時代と、様々な形で生活の中で使われたそうです。
 


お香の原材料


また、香の原料については、沈水香木と、白檀のお話を伺いました。
沈水香木は、樹脂の塊で水に沈み、熱を加えないと香らず、
香として使えるようになるまでには、300~400年もかかるそうです。
主な原産地は、インドネシアやマレー半島など、東南アジア地域だそうです。

一方、白檀は植林が可能だそうです。香水など、
香を作る上でも大きな役割をはたしているそうです。
原産地は、東南アジアや、インドで、インドでは、国営産業にするほど盛んなようです。

様々な物が海外に依存している事を改めて知ると共に、
ベトナム戦争の際の枯れ葉剤、東南アジアの焼畑農業などの影響により、
手に入らなくなってきている原料もあるそうで、
それぞれ個別の問題と思われるような事柄が、
様々なところで関係しているのだと、本当に勉強になりました。


お話の後の練香作りでは、白檀や炭など6種類の原料を、
蜜を少しずつ入れながら、乳棒で練っていきました。



実習風景1 原料に蜜を投入。



実習風景2 乳鉢で練っていく。


私は、乳鉢に入れる原料の量を欲張ったので、
練り固めるまでが大変でした。かなり力も必要でした。
松栄堂の方にもお手伝いして頂きながら、
16個の練香を持ち帰ることが出来ました。



実習風景3 練りあがった香を“丸(がん)”にしていく。
 

自宅にお客様が来る際には、
香を薫いてお迎えする事も「おもてなし」という事も教えて頂きました。
日が経つにつれ、香が変わっていくそうなので、
香の変化を楽しみに、大切に使っていきたいと思います。


 (参加者)
 



できあがったお香。


2009年7月5日日曜日

着物のお手入れ講習会を開催しました


雨の日にはくちなしの花がいっそう芳しい季節となりました。


7月5日日曜日、千葉市生涯学習センターにて上田泰敬先生
【(有)上田 代表取締役・繊維製品品質管理士】を迎えて
『着物のお手入れ講習会』が開催されました。





上田先生は、とてもダンディーでユーモラスな方で、お話しがとても楽しかったです。





先生のお話しを聞いて、目から鱗が落ちました。

シミ・汚れの種類には、水溶性のものと油溶性の2通りがあり、
油溶性のものは、ご自身でお手入れできますが、
水溶性のものは専門家にお願いした方が良いとの事でした。

また、丸洗いでは水溶性のシミは取れないので、洗い張りに出すのが望ましいそうです。

お出かけの際に、うっかり熱い物をこぼしてしまった時には、
早めに専門家にご相談してください。
その際に、決して、おしぼりで拭かないで
ください。乾いた布で軽く押さえる程度が望ましいそうです。
防水加工については、着用前に、
ご自身で防水スプレーをしておくだけでも、違うそうです。
また、アイロンかけにおいては、蒸気はNGで、
裏から当て布をして、気持ち浮かせた状態で滑らすようにかけた方が良いようです。


ここまでのお話しで、どれだけ着物が水を嫌うかという事がお解り頂けたかと思います。

保管においても、防虫よりも湿気対策の方が大切な様です。
【1(防虫):9(湿気)】お天気の良い日が2日以上続いた翌日には、
タンスを開いて、引き出しを泥棒さんが入った状態にしておくのが望ましいとのこと。

また、ウールや毛、皮は、虫を呼んでしまいますので、一緒に保管するのは、NG。


 最後に先生がしみ抜きのお手本を見せてくださいました。

そして、各自持ち寄った着物を自分の手でしみ抜きに挑戦し、先生から
コツを教わり、とても上手くしみ抜きをすることができました。

  

 私たちが着ている着物は、とても贅沢で大切な物だという事を、
改めて再確認させて頂きました。
どんなに有名なブランドのお洋服であっても、
表地は絹100%なのに、残念ながら裏地はキュプラであったりと……。

しかしながら、着物は、全て絹で(表地、胴裏、八掛、糸)作られていて、
フルオーダーメイドなんですよね。だから、
着物を着ていると気持ちも良く、心が安らかなのかもしれませんね。

これからも、お稽古の時には、着物を着て出かけたいと思います。
楽しい、解りやすい講習を、上田先生、ありがとうございました♪

(参加者)



同じ着物でそれぞれ染めた見本を使って
着物の染め替えについて説明をされる上田先生。
 

 

豊富な教材で大変分かりやすいご説明でした。