最初に、先生が描いてくださった柄(全て違うデザイン!)から好きな物を選ばせていただきました。
作業はモチーフを「ねじがわり」という筆に赤い漆をつけてなぞりますが、ボールペンの芯ほどの細さの、長い筆先を操るのは至難の技で、練習で折り紙に試し書きするにも右往左往。
選んだデザインに曲線が多かったことに、やや後悔しつつ、「はみ出たところは後で削り取れば大丈夫です」と先生のお言葉に励まされて夢中で描き終えると、金粉と銀粉を蒔き仕上げます。絵柄が浮かび上がる様は、心が浮き立ちました。
おかげさまで楽しい思い出の詰まった作品ができました。
ご指導いただきました辻石齋先生、ご準備くださった役員の皆さま、ありがとうございました。