2009年5月24日日曜日

平成21年度総会と講演会を開催しました

朝から雨の降る空模様の中、大勢の会員の皆様にお集まりいただき、
また千葉県支部より諸岡支部長、阿地副支部長、臼田先生にご出席
いただきまして、平成21年度総会が開催されました。


 総会では平成20年度の活動報告ならび平成21年度の活動計画、また
会計の報告や予算等の議案について、出席者による承認がなされました。



会場での諸岡支部長(左)

 午後から行われた講演会では、京都よりお越しいただきました
吉羽與兵衛先生より、スライド上映や木型の模型を使って、
普段知ることの少ない鋳造という技法を用いたお釜の製作過程に
ついてご説明いただきました。

    

特に実物のお釜を拝見しながらのお話は、スライドによる説明と相まって、
大きな蝉型の鐶付や蓋の燻べ、霰の配列の美しさなど、見所となる
部分のより一層の理解が深まったと感じました。

 全ての工程が真剣勝負であること、ひとつひとつが手作業なこと、
釜肌にかける気持など、作家先生ならではの思いの伝わる講演会となりました。
この度の講演会に際し、吉羽先生より青年部宛てに建水を頂戴いたしました。
次回お茶席で拝見する日を楽しみに思い、改めて御礼申し上げます。
 総会と講演会の前後には、お呈茶席二席が用意されました。



呈茶席1





呈茶席2



お茶を学ぶという同じ志を持つ者同士、
交わす会話の中にも会員相互の交流がなされたのではないでしょうか。
とても勉強になる楽しいひと時を過ごさせていただきました。


2009年4月11日土曜日

藍形染体験会を開催しました


町の桜が終わりかけたこの頃、君津の松原伸生先生の工房は春爛漫。
桜は満開、鶯が歌い、若葉がキラキラ光ってまぶしいくらいです。
 
一人参加の私は少し緊張しながらも、どんなものが出来るかとワクワクしていました。
というのは、以前参加された方の作品があまりに綺麗だったものですから。

 静かな工房が笑い声やおしゃべりでにぎやかに満たされ、
いよいよ作業が始まりました。

松原先生がこれからの工程を説明しながら型にのせる糊を手際よく
つくっていきます。 藍に染まった先生の分厚い手がとても印象的でした。

第一線で活躍される工芸家の技や人柄に身近に
ふれる事が出来るのは、青年部ならではの体験ですね。





 俄然熱を帯びるのは型紙選びです。
配置や組み合わせによって印象が全く違うからです。

 
難しいところは先生の手を借り、ずれそうになる型紙を
他の人に押えてもらって作業をすすめました。
長い板の間を皆が好き勝手に行き来する自由な雰囲気がとても心地よかったです。

 



 糊が乾いた手ぬぐいを藍甕にそっと沈める時ばかりは
シンとして手元を見つめていました。

甕から上げた布がくすんだ緑色から徐々に藍色になっていく様は
なんともいえない感動です。

 水で糊を洗い流したら固定液、色止め液に浸し、天日に干します。
そよ風にゆれる作品を見るとうれしくてうれしくて・・・。


乾きあがった手ぬぐいは鮮やかな深い藍に変わりました。

 体験したのはほんの一部の工程ですが、一つの作品が仕上がるのに
多くの緻密な作業がある事を知り、藍染めがとても大切でいとおしいものに感じました。

(参加者談)





2009年2月21日土曜日

蒔絵体験会を開催しました


2月21日(土) 心待ちにしていた蒔絵教室。


きちんと完成出来るか不安でしたが川瀬表完先生のご指導の下
今回は漆にかぶれないようにカシュー漆で思い思いの絵を描いていきました。

     


一人ずつ順番に金・銀の粉を表完先生に蒔いて頂くと「ステキ!」
「すごーい!!」と感嘆の声があちらこちらから聞こえて来るほど
金・銀の『力』は凄いものでした。

    

色絵を付け仕上げをし約二時間半の短い時間でしたが楽しく
和やかに、作品も無事完成致しました。

このような体験の積み重ねが私達お茶の道を志す者にとって
大きな糧になると思います。

役員の皆様の細やかなご配慮に感謝申し上げつつ娘と共に
精進して参りたいという思いで帰路につきました。

(参加者談)

参加者の方々の力作をご紹介します。