2011年10月23日日曜日

茶杓削り体験

久保良斎先生ご指導の下、念願の茶杓作りに参加しました。

削る作業は小刀を使用しますが、思った以上に力がいります。

荒曲げ

紙ヤスリで磨き、最後に作者のしるしを
示す切り止めを削ってほぼ完成です。



茶杓はあくまで道具であるため、
見た目が美しいものである前に使い易いもので
なくてはならないと、久保先生はおっしゃっておりました。


実習風景2

機能美を備えた道具を作る難しさを感じました。


実習風景1 




久保先生


久保先生、並びに役員の方々、今回は貴重な体験を
させていただき、ありがとうございました。

(参加者)

2011年8月7日日曜日

訶梨勒(かりろく)作り体験を開催しました

8月7日、立秋とは名ばかりの残暑が続く中、
千葉市生涯学習センターにて、
三間朝子先生、小澤喜美代先生のご指導の下、
訶梨勒作り体験に参加しました。



作業は先生がご用意くださった型紙を基に
生地(表地:緞子、裏地:正絹)を
裁断するところから始まりましたが、
返し縫いやしつけ等、針仕事が作業の大半であったため、
日常生活で裁縫に縁のない私にとっては大変でした。

 

特につがり糸を付ける工程は、繊細さに加え、
思いのほか力のいる作業であったため苦労しましたが、
完成した時の充実感は心地よいものでした。







所定時間内で作業が終了せず、
時間を延長してご指導下さいました先生、
本行事を企画して下さった役員の皆様、
貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございました。


(参加者)

2011年5月22日日曜日

平成23年度総会・寄付のご報告

この度の東日本大震災で被災された皆様に
心よりお見舞い申し上げます。

一日も早い復興をお祈り申し上げます。

平成23522()、船橋茶華道センターに
おいて平成23年度総会が開催されました。


総会の模様



ご多忙のなか、支部より諸岡支部長、阿地副支部長、

合田事務長始め、参与の先生方にもお運びいただきました。
 本年大勢の先生方にお越しいただきましたことは青年部
活動への期待と評価のあらわれと嬉しく思います。
ありがとうございました。


総会では22年度活動報告・会計報告、23年度活動計画・
予算案、役員改選の議案について承認がなされました。



昼食をはさみ、午後からの講演会は京都より土田半四郎先生を
お招きいたしました。家元へ出仕の折のエピソードや土田家の
歴史、友湖の名の由来、茶入の仕服作りの工程の説明、最後
には仕服の紐の打ち方までご披露していただき、楽しく内容の
濃い講演となりました。ありがとうございました。

仕事道具 講演の模様


併せて和やかな雰囲気のなか、二席の呈茶が設けられました。
青年部有志16名の方々にお呈茶席などをお手伝いいただきました。
お手伝いの皆さんには、ご協力ありがとうございました。



呈茶1  呈茶2




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5月22日の総会にて募りました東日本大震災の
義援金は、総額12,850円となりました。
この義援金は、特に千葉県の被災地の皆さんにお役立て
いただくべく、全額「千葉県災害対策本部」に寄付を
いたしました。大勢の会員の皆様にご協力いただき、
誠にありがとうございました。
また、被災された皆様にはあらためて心よりお見舞いを申し上げます。

2011年2月20日日曜日

茶碗の絵付け体験を開催しました


暖かい日差しの中、京都にある花蝶窯、手塚石雲先生の
ご指導による安南茶碗の絵付け体験に参加しました。

花蝶窯

手塚石雲先生の工房。


最初に北野天満宮を拝観しました。

境内の梅苑には、1500本もの梅の木があり、まだ少ししか
咲いていませんでしたがもう少しで咲きそうな赤や白の蕾が
枝にたくさんついていました。その後、買い物や散策をし、
落ち着いた雰囲気の中で美味しいお食事を頂きました。

梅の花



そして、メインの絵付け体験!

まずは墨絵の本を見て絵を決めて鉛筆で下絵を書いてから
筆で書きました。手が震え、思うようにいかない私達の後ろで
小学生1年生になる先生のお孫さんが恐竜の絵をスラスラと
描いていてさすがだなぁと思いつつ、自分の不器用さを痛感
しました。しかし、なんとか描けた茶碗は愛らしく出来上がりを
楽しみにしています。


制作風景1  制作風景2

こんな風にして絵付けをしていきました。



今回、貴重な体験ができてとても楽しかったです。
ご指導下さった手塚先生、いろいろ準備して下さった役員の皆様、
ありがとうございました。

(参加者)

工房の風景

花蝶窯の工房風景。