成田市にあるなごみの米屋總本店さんで、花見団子と桜花(きんとん)作りを体験しました。
まず、花見団子作りです。一つ一つを手作りで作っていく楽しさと大変さを感じました。
また、一つの駆使に三食の色が整然と並ぶと、冬から春へと進んでいくこの季節の爽やかな時間の流れを感じました。
次は桜花(きんとん)造りです。白並餡と淡赤並餡とのマーブルカラーのそぼろ状の餡を少しずつ付けていく作業がなかなか難しく、付けてもポロポロと落ちてきてしまいました。しかしゆっくり丁寧に、先生の助けもいただきながら楽しく完成させることができました。
菓子は美しさという風貌だけでなく、その技術や季節感、細やかな作り手の気持ちや個性が溢れるものなのだと感じました。
出来上がったお団子ときんとんを並べてみると、一足先に春の風がふわりと吹いたような気がしました。